本日の名言:英語の上達が自分でわからない人は、上達できないTOEICに代表されるような、英語の能力を「客観的」に測る手段となるものは巷にあふれているのですが、桜井さんのお話をお伺いすると、どうもそこで得た点数と英語を実際に話すことができるかどうかというのはどうやら別のことのようです。ちょっと不思議な気もしますが、、、
TOEIC900点をとっている人でさえ、英語が話せないこともあるという。。なんか英語教育自体に矛盾を感じる話です。
あと、どうして能力を何かの認定を得ることではかろうとするのか、それについては、資格として必要だったり、いろんな理由があるだろうことは私も存じているつもりですが、どうもそこには、もっと深い問題が潜んでいるのかもしれません。桜井さんのお話で、料理の話が例えとしてでてきたのですが、調理中に味見をして、その味のよしあしを自分で判断できないものは、いくら時間をかけても、美味しい料理をつくることはできないんだと。
つまり自分なりの価値基準をもつということなんでしょうか。そりゃあ、自分よりもっと上の的確な判断をしてくれる人は世の中にゴマンといるのでしょうけれども、そうして、ずっと他人の評価に依存している限り、自分の成長はないということなのかしらん?なんだか英語学習の話だけに限らない、とても普遍的なお話に思えました。